以前、思考のループを止める方法として「今、自分はこう考えているな」と気づくことが大事だとお伝えしました。(参照 https://kokorohogusu.com/271-2/ )   

自分の心の内側に気づけたら、次は「外側」との向き合い方です。

「相手」の機嫌や、周りの人の反応に振り回されなくなる「心の境界線」の引き方をお話ししますね。

相手の機嫌は「相手のもの」

私自身、以前は相手のちょっとした反応で、すぐに心が揺れてしまっていました。

たとえば、ママ友との会話だったり、職場での何気ないやり取りだったり・・・。

別れ際の相手の反応が少しそっけなく感じたり、自分が話したあとの一瞬の沈黙が気になったり。

「何か気に障ること言っちゃったかな?」と一度気になりだすと、家事をしながらも頭の中は一人反省会でいっぱい。

でも、ある時カウンセラーの方に言われたんです。

「相手が今どんな気持ちでいるかは、相手のものであって、あなたのせいだとは限らないよ」と。

相手はただ忙しかっただけかもしれないし、他に考え事があっただけかもしれない。

そうやって「相手の感情」と「自分の心」の間に、ふんわりと境界線をひけるようになってから、周りとの時間も、その後の自分の時間も、ずっと穏やかに過ごせるようになりました。

心の境界線を引く、3つのポイント

①「相手の持ち物」として眺めてみる

相手が少し元気がなかったり、イライラしていたとしても、それは「その人の今の感情」という相手の持ち物です。あなたが代わりに預かって重い思いをしなくても大丈夫。心の中で「今は、あの人の心のコップが疲れでいっぱいなんだな」とそっと眺める練習をしてみましょう。

②「想像の答え合わせ」をやめてみる

「嫌われちゃったかな」という不安の多くは、あなたの優しさが作り出した想像かもしれません。本当の理由は、本人にしか分からないもの。相手に直接聞けないときは「今は分からないけれど、私のせいじゃない」と決めて、一度考えるのをお休みしてみませんか。

③自分の「心の安心」を一番に選ぶ

誰かの機嫌を取るために自分をすり減らすよりも、まずは自分の心を穏やかに保つことを大切にしてほしいのです。

たとえば、相手のイライラを感じたら、その場を離れて温かいお茶を一口飲む。

心がざわつくときは、ふわふわのタオルや触り心地の良いものに触れる。

そんな小さなことでいいんです。あなたが「心地よい」と感じる状態を守ることが、結果として周りとの関係を一番柔らかくしてくれる近道になります。

心の境界線は自分も相手も大切にするためのもの

「境界線を引く」と聞くと冷たい感じがするかもしれません。

でも「心の境界線」は、自分を大切にするもの、結果として相手とも良い距離感で付き合えるようになる優しい技術なんです。

そして、自分の中に「安心できる居場所」を作ることでもあります。

そうやって心が整ってくると、不思議と周りとの関係も柔らかく、心地よいものに変わっていきますよ。

今回お伝えした3つのポイントから、できそうなことを試してもらえたら嬉しいです。

もし、もう少し心を整えたいと思われるなら、お試しカウンセリングもしていますので一緒に整えていきましょう。本来のあなたらしさを取り戻すお手伝いをします。